ゲーム概要

『クロニコン:古の英雄たちの伝説を追体験せよ』は、魔法装置「クロニコン」を介して、過去の英雄が残した記憶と戦いを追体験する見下ろし型のアクションRPGです。敵を倒して装備を集め、キャラクターを強化し、さらに危険なエリアへ進むというハック&スラッシュの循環が中心になります。

物語は、最後の悪が倒され、最後の宝箱まで開けられた後の時代から始まります。新たな脅威を追う一般的な英雄譚ではなく、すでに伝説となった冒険へ入り込む設定が、複数の舞台や敵を巡る構成に理由を与えています。全5アクトにはそれぞれ異なる物語が用意されており、シナリオを進めながら戦利品による成長を楽しめます。

戦闘と装備収集の面白さ

基本の流れは、敵の集団を処理し、落とした装備を比較してビルドを更新することです。単純に攻撃力の高い品へ交換するだけでなく、使いたい能力や戦い方に合う効果を選ぶことが重要になります。クラフト要素もあるため、拾った装備を眺めて終わるのではなく、手持ちをどう整えるかまで含めて成長を組み立てられます。

序盤は攻撃手段や装備が限られ、紹介映像で見られるような大量の敵を一気に倒す展開にはすぐ届きません。公式の注意書きでも、映像やスクリーンショットは高レベルかつ相応の装備を持つキャラクターで撮影されているとされています。最初の数時間だけで爽快感を判断するより、装備と能力の組み合わせが形になるまで育成するゲームとして見るのが適切です。

5つのアクトと繰り返しプレイ

5つのアクトを順に進めることで、古代の英雄たちが経験した物語と戦闘をたどっていきます。物語は進行の軸ですが、長く遊ぶ際の中心は、より相性の良い装備を探し、キャラクター構成を調整する反復にあります。ランダム性を含むダンジョン探索では、毎回まったく同じ手順をなぞるのではなく、敵や戦利品に応じた判断が求められます。

このため、エンディングまで一直線に進みたい人と、同じキャラクターを継続的に強くしたい人では楽しみ方が異なります。前者には5アクトが明確な区切りとなり、後者には装備更新とビルド調整が継続の動機になります。短い物語を一度見るだけのRPGというより、育成結果を実戦で確かめる過程に比重を置いた作品です。

協力プレイについて

本作は一人で遊べるほか、最大4人の共有画面・分割画面協力プレイに対応しています。役割の異なるキャラクターを持ち寄れば、敵への接近方法や攻撃範囲を補い合いながらダンジョンを進められます。装備確認やビルド変更に時間を使うゲームなので、協力時は戦利品を確認するタイミングを参加者同士で合わせると進行が滞りにくくなります。

一方で、オンライン上の各自のPCから気軽に参加する形式を期待している場合は、対応方式を購入前に確認すべきです。記事データで明示されているのは共有画面・分割画面での協力です。遠隔で遊ぶ予定なら、利用する配信・リモートプレイ機能やコントローラー構成も含め、Steam上の最新の対応表示を確認してください。

動作環境の目安

最低動作環境はWindows 10、3GHzのクアッドコアCPU、メモリ4GB、DirectX 11およびShader Model 3.0対応の専用GPUです。GPUには1GBのVRAMが必要で、空き容量は1500MBとされています。保存容量は比較的小さい一方、グラフィックがピクセルアートだからといって、どの内蔵GPUでも問題なく動くとは限りません。

特に重要なのは、Intel内蔵グラフィックスの対応が良好ではなく、専用GPUが必要と明記されている点です。古いノートPCや事務用PCでは、CPUとメモリが条件を満たしていてもGPUがボトルネックになる可能性があります。購入前には「DirectX 11対応」だけで判断せず、専用GPUの有無とVRAM容量を確認するのが安全です。

推奨環境は記事データにないため、高解像度や多数のエフェクトが重なる場面で必要になる性能を断定することはできません。最低条件ぎりぎりの構成では、描画設定を下げる余地を見込んでください。協力プレイを予定している場合は、映像出力端子、人数分の入力機器、画面の見やすさも確認事項になります。

評価・レビュー傾向

本作は長期にわたり好意的な評価を得ており、装備収集とビルド作成を繰り返せる点が支持されやすい作品です。ピクセルグラフィックスの見た目に反して育成の比重が大きく、細かな装備比較を楽しむプレイヤーほど魅力を見つけやすいでしょう。少ない保存容量で本格的なハック&スラッシュを遊べる点も特徴です。

一方、序盤のテンポが控えめで、完成したビルドの派手さへ到達するまで時間がかかる点は好みが分かれます。戦利品の性能を読み比べたり、構成を試し直したりする作業が苦手なら、進行が反復的に感じられる可能性があります。最新の評価傾向は記事ページの評価欄またはSteamの表示で確認してください。

こんな人におすすめ

敵を次々に倒し、装備の相乗効果を考えながらキャラクターを育てたい人に向いています。物語を読むことだけでなく、ダンジョン攻略、戦利品の選別、クラフトを一つの循環として楽しめる人とは特に相性が良好です。ピクセルアートが好きで、比較的コンパクトな保存容量のゲームを長く遊びたい人にも候補になります。

また、同じ画面を囲んで協力できるアクションRPGを探しているグループにも適しています。最大4人に対応するため、各自の育成方針を持ち寄る遊び方ができます。ただし、参加人数分の操作環境を事前に整えておく必要があります。

注意点・向かない人

日本語対応は記事データに含まれていません。対応言語として確認できるのは英語、簡体字中国語、ラテンアメリカ向けスペイン語、フランス語、ドイツ語です。装備効果や能力の説明を理解しながら構成を作るゲームなので、対応言語での読解が負担になる人は慎重に検討してください。

写実的な映像、会話選択を中心にした物語、毎回まったく新しいルールが提示される展開を求める人には向きにくいでしょう。プレイの核は、敵を倒して装備を集め、数値や効果を比較して再び挑む反復です。また、紹介映像と同じ速度感を序盤から期待すると落差を感じやすいため、育成によって徐々に戦闘が加速する点を受け入れられるかが判断基準になります。

Subworldが開発・販売した本作は、2020年8月21日に日本時間でリリースされました。動作環境や対応言語、協力プレイ方式は更新される可能性があるため、購入前にSteamの商品ページ上の最新表示も確認してください。