概要
ASUSのゲーミングブランド「ROG STRIX」シリーズから、Intel B760チップセットを搭載したMicro ATXマザーボード「ROG STRIX B760-G GAMING WIFI」が登場しました。ソケットはLGA1700に対応し、第12世代・第13世代・第14世代のIntel Coreプロセッサを幅広くサポートします。メモリはDDR5を採用し、最大192GBまで搭載可能。オンボードのWi-Fi 6EとBluetooth 5.3も備え、無線環境を整えたいユーザーにも最適です。
本製品は、ミドルレンジのゲーミングPCをコンパクトにまとめたい方に向けたマザーボードです。Micro ATXフォームファクターにより、小型ケースでも十分な拡張性を確保しながら、ROGならではの高品質な回路設計とゲーミング向け機能を享受できます。価格帯は実売47,400円前後で、同チップセットのATXモデルと比較してもコストパフォーマンスに優れています。
互換性ガイド
対応ソケットはLGA1700のみで、Intel Core i5/i7/i9の第12世代(Alder Lake)、第13世代(Raptor Lake)、第14世代(Raptor Lake Refresh)が使用可能です。メモリはDDR5のみ対応。DDR4版(B760-G D4)とは互換性がありませんので、購入前にメモリ規格を必ず確認してください。フォームファクターはMicro ATX(244mm×244mm)で、多くのMicro ATXケースや一部のATXケースにも取り付け可能です。
電源コネクタはメイン24ピンATXとCPU用8ピンが1系統。ミドルレンジ構成であれば650Wクラスの電源で十分動作しますが、ハイエンドGPUを組み合わせる場合は余裕を持った電源を推奨します。ストレージはPCIe 4.0対応のM.2スロットを2基、SATA 6Gb/sポートを4基備えており、高速なNVMe SSDと大容量HDDの併用が可能です。
商品情報
発売時期は2023年初頭で、B760チップセット搭載マザーボードとしては比較的早い段階で市場に投入されました。保証期間はASUS標準の3年間。販売経路は家電量販店やオンラインショップで広く流通しており、Yahoo!ショッピングや通販サイトなどで購入できます。
市場での立ち位置は「ミドルレンジゲーミング向け」です。B760チップセットはCPUの倍率変更によるオーバークロックには非対応ですが、メモリのXMP/EXPOプロファイルによるOCは可能。ROG STRIXシリーズならではの高品質なVRM(12+1フェーズ)と放熱設計により、定格運用での安定性は非常に高いです。また、オンボードのWi-Fi 6E(Intel AX211)と2.5GbE LANを搭載し、ネットワーク面でも充実しています。
おすすめユーザー
- 1080p〜1440pゲーミングをコンパクトにまとめたいユーザー
Micro ATXケースでミドルレンジGPU(RTX 4060 Tiクラス)と組み合わせるのに最適。B760チップセットはPCIe 4.0対応で、最新GPUの帯域を十分に活かせます。CPUオーバークロックが必要ない方にはコスト面でも有利です。 - 無線LAN環境を標準で使いたいユーザー
Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3をオンボード搭載しているため、別途無線アダプターを購入する必要がありません。デスク周りをすっきりさせたい方や、有線LANが引きにくい環境でも快適に使えます。 - 予算を抑えつつROGの品質を求めるユーザー
ROG STRIXシリーズはASUSのゲーミングブランドの中でもコストパフォーマンスに優れたライン。B760-GはフルサイズATXのROGボードより安価でありながら、BIOSの機能やオーディオ回路(Realtek ALC1220)など上位モデルに近い体験を提供します。 - こんな人には向かない
CPUの倍率OCを試したい方はZ790チップセット搭載ボードを選ぶべきです。また、DDR4メモリを流用したい場合は本製品は非対応なので、DDR4版のB760-G D4を検討してください。
購入前の注意点
最大の注意点は、B760チップセットではCPUのコア倍率変更によるオーバークロックができないことです。KシリーズCPU(例:i7-14700K)を搭載しても、定格動作に制限されます。メモリOCは可能ですが、CPU性能を最大限引き出したいならZ790ボードへの投資を検討しましょう。
Micro ATXフォームファクターのため、拡張スロットはPCIe x16が1本、PCIe x4(x16形状)が1本と限られます。マルチGPU構成や多くの拡張カードを使う予定がある場合はATXサイズのボードが適しています。
また、実売47,400円という価格は、同じB760チップセットのエントリーモデル(2万円台)と比べると高めです。ROGブランドやWi-Fi、高品質VRAMなどの付加価値を理解した上で購入する必要があります。
よくある質問
Q: このマザーボードでCPUのオーバークロックはできますか?
A: いいえ、B760チップセットはCPUの倍率変更によるオーバークロックをサポートしていません。メモリのXMP/EXPOによるOCは可能です。CPU OCが必要な場合はZ790搭載ボードを選んでください。
Q: DDR4メモリは使えますか?
A: 使えません。本製品はDDR5専用です。DDR4メモリを流用したい場合は、ASUS ROG STRIX B760-G GAMING WIFI D4(DDR4版)を選んでください。
Q: 最大メモリ容量はどのくらいですか?
A: 4つのDIMMスロットで最大192GB(48GB×4)まで対応します。DDR5-7200+の高速メモリもサポートしており、将来的なアップグレードにも柔軟に対応できます。




