概要

Asus ROG STRIX B560-A GAMING WIFIは、Intel第10世代/第11世代Coreプロセッサに対応したLGA1200ソケットのミドルレンジATXマザーボードです。チップセットにはIntel B560を採用し、オンボードでWiFi 6とBluetooth 5.1を標準搭載しています。PCIe 4.0対応のx16スロットとM.2スロットを備えており、高速なグラフィックスカードやNVMe SSDとの組み合わせに最適です。白いヒートシンクが特徴的なROG STRIXシリーズらしいデザインで、ゲーミングPCの見た目にもこだわる方に支持されています。
価格帯は実売40,000円台半ばと、同世代のZ590搭載マザーボードと比べて手頃でありながら、ゲーム用途に必要な主要機能は十分にカバーしています。2.5GbE有線LANとWiFi 6の両方を備える点は、有線・無線どちらの環境でも快適なネットワーク接続を求めるユーザーにとって大きな魅力です。

互換性ガイド

CPUソケットはLGA1200で、Intel Core i9-11900Kなどの第11世代と、i7-10700Kなどの第10世代の両方に対応します。BIOSの更新なしで第10世代も使用可能ですが、第11世代をフルに活用するにはBIOSバージョンに注意が必要です。メモリはDDR4-3200(定格)〜最大DDR4-5000+(OC)に対応し、4スロットで最大128GBまで搭載できます。
フォームファクターはATX(305mm×244mm)で、一般的なミドルタワーケースに収まります。電源コネクタはメイン24ピン+CPU補助8ピン。PCIeスロットはx16(PCIe 4.0)が1本、x16(PCIe 3.0)が1本、x1が3本。M.2スロットは2基あり、1基目はCPU直結のPCIe 4.0 x4、2基目はチップセット経由のPCIe 3.0 x4です。SATA 6Gb/sポートは6基搭載。
電源ユニットは、CPUのTDPに応じて650W〜750Wクラスを推奨します。オーバークロックや高性能GPUを組み合わせる場合は余裕を持った容量を選んでください。

商品情報

発売時期は2021年第1四半期。市場でのポジションはミドルレンジ帯で、Intel B560チップセットを採用したATXマザーボードとしては無線LAN標準搭載モデルの代表格です。保証期間はAsus標準の3年間(日本国内正規代理店扱い)。
主な仕様:ソケットLGA1200、チップセットIntel B560、フォームファクターATX、対応メモリDDR4(最大128GB)、オーディオチップRealtek ALC897、2.5GbE有線LAN(Intel I225-V)、無線LAN Intel WiFi 6 AX201、Bluetooth 5.1。PCIe 4.0対応のx16スロット(グラフィックスカード用)およびM.2スロット(ストレージ用)を備え、最新の高速部品を活用できます。
実売価格は47,800円前後(2026年9月時点)。通販サイトや家電量販店、PCショップなどで購入可能です。

おすすめユーザー

  • WiFi/Bluetooth標準搭載を重視するビルダー:無線LANとBluetoothを内蔵しているため、拡張カードを追加する必要がなく、配線もすっきり。デスク周りを簡潔にしたい方に最適です。
  • 第11世代Core CPUとの組み合わせでPCIe 4.0を活かしたいゲーマー:メインのグラフィックスロットとM.2スロットの1基がPCIe 4.0に対応しており、高速なSSDやGPUの性能を引き出せます。Z590ほどの予算がないがPCIe 4.0は外せない中級者向け。
  • DDR4メモリを流用してコストを抑えたいアップグレードユーザー:DDR5非対応なので、既存のDDR4メモリを使い回せます。ただし次世代への将来性は限られるため、長期的なアップグレードを考えている方には向きません。

購入前の注意点

LGA1200プラットフォームはIntel第12世代以降と互換性がなく、CPUの将来アップグレードは第11世代で打ち止めです。そのため、長期間同じPCを使う前提か、次回組替え時にマザーボードごと交換する覚悟が必要です。
B560チップセットはCPUの倍率変更によるオーバークロックに対応していません(メモリのOCは可能)。マニュアルでのCPUオーバークロックを狙う方はZ590搭載モデルを検討すべきです。
競合として、MSI MAG B560 TOMAHAWK WIFIやGigabyte B560 AORUS PRO AXなどがあります。いずれも同価格帯で機能面は拮抗していますが、ヒートシンクのデザインやオーディオ実装が異なります。

よくある質問

Q: このマザーボードでCPUのオーバークロックはできますか?
A: いいえ、B560チップセットはCPU倍率変更に対応していません。メモリのオーバークロック(XMP)は可能です。CPUのクロックを上げたい場合はZ590搭載ボードを選んでください。
Q: PCIe 4.0はグラフィックスカードとNVMe SSDの両方で使えますか?
A: はい。PCIe x16スロット(グラフィックスカード用)とM.2スロットの1基目(CPU直結)がPCIe 4.0対応です。2基目のM.2スロットはPCIe 3.0です。
Q: 最大メモリ容量と対応速度を教えてください。
A: DDR4メモリを4枚使用して最大128GBまで搭載できます。定格はDDR4-3200ですが、オーバークロック時はDDR4-5000以上まで対応可能です(対応メモリのQVLリストを確認推奨)。