概要
ASUS ROG MAXIMUS Z690 HEROは、Intel第12世代Coreプロセッサ(Alder Lake)向けに設計されたハイエンドATXマザーボードです。LGA1700ソケットとZ690チップセットを採用し、DDR5メモリやPCIe 5.0に対応するなど、最新のプラットフォーム機能をフルに活用できます。オーバークロッカーやハイエンドゲーマーを主なターゲットとしており、強固なVRM設計と豊富な拡張スロットが特徴です。
このマザーボードは、最大192GBのDDR5メモリをサポートし、PCIe 5.0 x16スロットを備えることで、次世代のグラフィックスカードやストレージにも対応します。また、オンボードのWi-Fi 6Eや2.5GbE LAN、複数のM.2スロットを搭載しており、高速なネットワーク環境とストレージ構成を実現できます。
市場での位置付けは明らかにハイエンド帯であり、IntelのフラッグシップCPUであるCore i9-12900Kとの組み合わせを想定した設計となっています。ASUSのROGシリーズならではの高い品質と、ゲーミング向けの多彩な機能を求めるユーザーに最適な一枚です。
互換性ガイド
- ソケット: LGA1700。Intel第12世代Core(Alder Lake)および第13世代Core(Raptor Lake)に対応します。CPUクーラーはLGA1700対応のものを選んでください。
- メモリ: DDR5 DIMMスロット×4。最大192GBまでサポート。XMP 3.0対応のDDR5-6000以上のメモリモジュールとの組み合わせが推奨されます。
- フォームファクター: ATX。対応ケースはATXまたはE-ATX対応のものを選びましょう。ケースの内部スペースに余裕があることを事前に確認してください。
- 電源: EPS12V 8ピン×2の補助電源コネクタが必要です。推奨電源ユニットの容量は、搭載するCPUとGPUの消費電力に応じて850W以上を推奨します。
- ストレージ: M.2スロット(PCIe 4.0 x4対応)×4、SATA 6Gbpsポート×6。NVMe SSDとSATA SSDの両方を柔軟に組み合わせられます。
商品情報
ASUS ROG MAXIMUS Z690 HEROは、2021年後半に発売されたIntel Z690チップセット搭載のハイエンドマザーボードです。市場想定価格は約7万円台後半から8万円台で、ROGシリーズの中でも特に高性能なモデルとして位置づけられています。保証期間はメーカー標準の3年間です。主な販売経路は家電量販店やPCパーツ専門店、オンライン販売店となります。TDPはチップセット自体の消費電力ではなく、CPUの電力供給能力として最大約300W以上のVRM設計がなされており、Core i9-12900Kのフルオーバークロックにも耐えうる設計です。
おすすめユーザー
- ハイエンドゲーマー: Core i9-12900KやCore i7-12700Kと組み合わせて、最高のゲーミングパフォーマンスを引き出したい方に最適です。PCIe 5.0対応のグラフィックスカードや高速なDDR5メモリを活用できます。ただし、予算に余裕があり、最新のプラットフォームを求めるユーザー向けです。
- オーバークロッカー: 強力なVRMと詳細なBIOS設定により、CPUとメモリの限界に挑戦したい方に適しています。ただし、初心者には設定が複雑に感じられる可能性があります。
- クリエイター: 大量のデータを扱う動画編集や3Dレンダリングなど、高いマルチスレッド性能と高速なストレージI/Oを必要とするワークロードに適しています。ただし、より安価なZ690マザーボードでも同様のCPU性能は得られるため、予算を抑えたい場合は検討が必要です。
購入前の注意点
このマザーボードはハイエンドモデルであるため、価格が高く、予算を圧迫する可能性があります。また、DDR5メモリはDDR4よりも高価であり、トータルの構築コストが大きくなります。さらに、PCIe 5.0対応のグラフィックスカードやSSDはまだ普及段階であり、現時点ではその恩恵を最大限に活かせる環境は限られています。加えて、ATXフォームファクターのため、小型ケースには非対応です。購入前にケースのサイズと互換性を必ず確認しましょう。
よくある質問
Q: このマザーボードにIntel第13世代Coreプロセッサは搭載できますか?
A: はい、BIOSアップデートによりIntel第13世代Coreプロセッサ(Raptor Lake)にも対応します。ただし、購入時のBIOSバージョンによってはアップデートが必要な場合があります。
Q: DDR4メモリは使用できますか?
A: いいえ、このマザーボードはDDR5メモリのみに対応しています。DDR4メモリは物理的に挿入できません。
Q: このマザーボードのVRM性能はどの程度ですか?
A: 20+1フェーズの強力なVRM設計を採用しており、Core i9-12900Kのオーバークロック時でも安定した電源供給が可能です。ただし、具体的な数値はメーカー公表値ではありません。




