この記事ではASRock ベアボーンシステムコンポーネント その他 DESKMINI 310Wを詳しく紹介します。
概要
ASRockのDeskMini 310Wは、わずか2リッターの筐体にデスクトップPCの主要パーツを詰め込んだベアボーンキットです。Intel第8世代/第9世代のLGA1151対応CPUを搭載でき、標準のリテールクーラーがそのまま使える設計になっています。本体サイズは155×155×80mmと非常にコンパクトで、デスク上のスペースをほとんど取りません。
最大64GBのDDR4 SO-DIMMメモリに対応し、ストレージはM.2 PCIe Gen3 x4スロット1基と2.5インチドライブベイ2基を備えています。トリプルビデオ出力(DisplayPort、HDMI、D-Sub)により、マルチモニター環境も構築可能です。オフィスワークやメディアセンター用途に最適な省スペースマシンを、自分好みにカスタマイズできる点が最大の魅力です。
互換性ガイド
- CPUソケットはLGA1151で、Intel Core i3/i5/i7/i9の第8世代(Coffee Lake)および第9世代(Coffee Lake Refresh)に対応します。PentiumやCeleronシリーズも使用可能です。
- メモリはDDR4 SO-DIMM規格のみ対応。デスクトップ用DIMMは物理的に挿せないので注意してください。最大容量は64GB(32GBモジュール×2)です。
- ストレージはM.2 2280スロット(PCIe Gen3 x4/SATA)と2.5インチSATAドライブベイ×2を搭載。M.2スロットはNVMe SSDとSATA SSDの両方に対応します。
- 電源は内蔵の19V/90W ACアダプターを使用。CPUのTDPは65Wまでが推奨されており、Core i7-9700やCore i5-9400などの65Wモデルが無難な選択です。
- ビデオ出力はDisplayPort 1.2、HDMI 1.4、D-Subの3系統。最大2画面の同時出力が可能で、DisplayPortとHDMIの組み合わせで4K表示も行えます。
商品情報
DeskMini 310Wは2018年に発売されたモデルで、現在も通販サイトなどで入手可能です。市場での立ち位置はエントリー〜ミドルクラスの省スペースベアボーンで、特にオフィスやホームサーバー用途に強みを持ちます。
- 対応CPU:Intel LGA1151(第8/第9世代Core、Pentium、Celeron)
- メモリ:DDR4 SO-DIMM×2(最大64GB)
- ストレージ:M.2 2280×1(PCIe Gen3 x4/SATA)、2.5インチSATA×2
- ビデオ出力:DisplayPort 1.2、HDMI 1.4、D-Sub
- USBポート:前面USB 3.1 Gen1 Type-C×1、USB 3.1 Gen1 Type-A×1、背面USB 3.1 Gen1×2
- その他:M.2 2230 Wi-Fiスロット、マイクロSDカードリーダー
- 電源:19V/90W ACアダプター
- 保証期間:メーカー保証1年
おすすめユーザー
- オフィスワーカー:ワードプロセッサや表計算、Webブラウジングが中心の業務に最適です。省スペースでデスクがすっきりし、トリプルモニターで作業効率も向上します。Core i5-9400+16GBメモリ+NVMe SSDの構成で、快適なビジネスPCが完成します。
- メディアセンター/ホームサーバー:コンパクトな筐体はリビングのAVラックにぴったり。4K動画再生やファイルサーバー、NAS用途に適しています。静音性も高く、24時間稼働にも向いています。
- 自作PC初心者:CPU、メモリ、ストレージ、OSを自分で選んで組み立てる楽しさを、小さな筐体で体験できます。配線もシンプルで、初めての自作に挑戦する方にもおすすめです。
- サブPC/省スペースゲーミング:内蔵GPU(Intel UHD Graphics)での軽いゲームや、クラウドゲーミングのクライアントとして使うのも手です。ただし、本格的な3Dゲームには非力なので、その場合は別途ゲーミングPCを検討しましょう。
購入前の注意点
- CPUのTDPは65Wまでに制限されます。Core i7-9700Kやi9-9900Kなどの95Wモデルは、標準のリテールクーラーでは冷却が追いつかず、動作が不安定になる可能性があります。必ず65W以下のCPUを選んでください。
- グラフィックカードは搭載できません。拡張スロットはPCIe x1が1基あるのみで、GPU増設は不可能です。ゲーム用途には向かないことを理解した上で購入しましょう。
- メモリはSO-DIMM規格です。デスクトップ用のDIMMは使えないので、ノートPC用のDDR4 SO-DIMMを別途用意する必要があります。
- 電源はACアダプター方式で、交換やアップグレードは基本的にできません。高負荷時の電力不足には注意が必要です。
- 発売から年数が経過しているため、BIOSアップデートが必要な場合があります。特に第9世代CPUを使用する際は、最新BIOSに更新してから組み立てましょう。
よくある質問
Q: このベアボーンキットにCPUクーラーは付属しますか?
A: いいえ、CPUクーラーは別途用意する必要があります。ただし、Intelのリテールクーラー(箱付きCPUに付属するもの)がそのまま取り付け可能です。高さ制限は約47mmで、市販のロープロファイルクーラーも選択肢に入ります。
Q: 最大メモリ容量は64GBですが、32GBモジュールは動作確認済みですか?
A: ASRockの公式情報では最大64GB(32GB×2)に対応とされています。実際に32GB SO-DIMMモジュールを使用しているユーザーも多く、安定動作が報告されています。ただし、メモリの互換性は個々のモジュールに依存するため、購入前にASRockの互換性リストを確認することをおすすめします。
Q: この製品で4K動画編集は可能ですか?
A: 内蔵のIntel UHD Graphicsでは、4K動画の再生は可能ですが、本格的な編集作業には性能が不足します。CPU内蔵GPUのみではエンコードやレンダリングに時間がかかり、実用的ではありません。4K編集を行う場合は、別途GPUを搭載できる通常のデスクトップPCを検討してください。
商品情報
(Amazon参照)
- メーカー名: ASRock
- 販売元: EN☆SHOP
- 出荷元: EN☆SHOP
- ASIN: B07GRYR22B
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。





