この記事ではASRock B650M Pro RS Micro-ATXマザーボード MB6163を詳しく紹介します。

概要

ASRock B650M Pro RSは、AMDの最新RyzenプロセッサをフルサポートするMicro-ATXマザーボードです。Socket AM5を採用し、Ryzen 9000/8000/7000シリーズのいずれも問題なく動作します。8+2+1フェーズのDr.MOS電源回路を搭載しており、ミドルレンジ帯のCPUであれば安定した電力供給が期待できます。 メモリはDDR5に対応し、4本のDIMMスロットで最大256GBまで搭載可能。オーバークロック時には7200MT/s以上の動作も視野に入ります。ストレージ面ではPCIe Gen5 x4対応のM.2スロットを1基備えており、最新の高速SSDを活かせる点も見逃せません。 価格帯は実売1万7千円前後と、B650チップセット搭載ボードとしては非常にリーズナブル。エントリーからミドルクラスのRyzen構成にぴったりの一枚と言えるでしょう。

互換性ガイド

CPUソケットはSocket AM5のみ対応。Ryzen 7000シリーズはもちろん、Ryzen 8000Gシリーズ(APU)やRyzen 9000シリーズもそのまま使えます。ただし、BIOSバージョンによっては最新CPUのサポートにアップデートが必要な場合があるため、購入前にASRock公式サイトで対応状況を確認しておきましょう。 メモリはDDR5のみ。DDR4は物理的に挿せません。4スロット構成でデュアルチャネル動作に対応し、Intel XMPおよびAMD EXPOの両プロファイルをサポートしています。定格はDDR5-4800ですが、OCで7200MT/s以上も狙えます。 フォームファクターはMicro-ATX(244mm×244mm)。一般的なMicro-ATXケースに加え、多くのATXケースにも取り付け可能です。拡張スロットはPCIe 4.0 x16(フルサイズ)×1、PCIe 3.0 x4(形状x16)×1。2枚目のスロットは帯域がx4までなので、2枚目のGPUには不向きです。 ストレージはM.2スロットを3基搭載。1基目(Hyper M.2)がPCIe 5.0 x4、2基目がPCIe 4.0 x4、3基目がPCIe 4.0 x2です。さらにSATA 6Gbpsポートを4基備え、合計7台のストレージを接続可能。 リアI/OにはUSB 10Gbps Type-C×1、USB 10Gbps Type-A×1、USB 5Gbps Type-A×2、USB 2.0×4。映像出力はDisplayPort 1.4とHDMI 2.1を各1系統。有線LANはDragon RTL8125BG 2.5GbEを搭載しています。

商品情報

ASRock B650M Pro RSは、2023年半ばに発売されたB650チップセット搭載のMicro-ATXマザーボードです。市場での立ち位置は明らかにエントリー〜ミドルレンジ。8+2+1フェーズのDr.MOS電源はRyzen 5やRyzen 7クラスまでなら余裕を持って駆動できますが、Ryzen 9のフルロードにはやや心許ない面もあります。 保証期間はメーカー標準の3年間。日本国内ではや主要PCショップで購入可能で、実売価格は約16,980円(税込)前後です。プリインストールI/OシールドやBIOS Flashbackボタンを備えており、初めての自作にも配慮された設計です。

おすすめユーザー

コスパ重視のゲーミングPCビルダー:Ryzen 5 7600やRyzen 7 7800X3Dと組み合わせ、DDR5メモリとPCIe 5.0 SSDを活用したミドルレンジゲーミングPCを安く組みたい方に最適。B650チップセットながら必要な機能は一通り揃っています。 コンパクトPCを目指す自作er:Micro-ATXフォームファクターなので、Mini-ITXほど拡張性を犠牲にせず、ATXより小さなケースに収めたい方にぴったり。3つのM.2スロットと4つのSATAポートでストレージ拡張性も十分です。 Ryzen 8000GシリーズAPUユーザー:DisplayPort 1.4とHDMI 2.1の両方を備え、APUの内蔵グラフィックスを活用したオフィスPCや軽ゲーム機としても使えます。 予算を抑えたいクリエイター:DDR5メモリとPCIe 5.0ストレージの恩恵を受けつつ、マザーボード代を節約したい方。

購入前の注意点

最大の注意点は、PCIe x16スロットが1本しかないこと。2枚目のスロットはPCIe 3.0 x4(形状x16)なので、2枚差しのSLI/CrossFireは事実上不可能です。また、M.2スロットのうち1基はPCIe 4.0 x2接続と帯域が半分なので、最速のSSDを挿す場合はHyper M.2スロット(Gen5)を使いましょう。 電源回路は8+2+1フェーズとエントリー向けの構成。Ryzen 9 7950XやRyzen 9 9950Xのような16コアCPUを常用する場合は、VRM温度が高めになる可能性があります。長時間の高負荷を想定するなら、もう一段上のマザーボードを検討したほうが無難です。 また、オンボードオーディオはRealtek ALC897と、ハイエンドボードに搭載されるALC1220やALC4080より一段下のコーデックです。高インピーダンスのヘッドホンを使う場合や、オーディオ品質にこだわる方は、USB DACの併用を検討してください。 ## よくある質問
Q: Ryzen 9000シリーズはそのまま使えますか? A: はい、Socket AM5対応のRyzen 9000シリーズ(Granite Ridge)はそのまま搭載可能です。ただし、初期ロットのマザーボードではBIOSアップデートが必要な場合があります。BIOS Flashback機能を使えば、CPUなしでUSBメモリからアップデートできます。 Q: PCIe 5.0 SSDはすべてのM.2スロットで使えますか? A: いいえ。Hyper M.2スロット(CPU直結、M.2_1)のみPCIe 5.0 x4対応です。残り2基のM.2スロットはPCIe 4.0までの対応となります。 Q: このマザーボードにRyzen 7 7800X3Dは組み合わせとして適切ですか? A: 適切です。7800X3DのTDPは120Wと比較的低く、8+2+1フェーズの電源回路でも十分に賄えます。ゲーミング性能を最大限引き出せるコスパの良い組み合わせと言えるでしょう。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: ASRock
  • ASIN: B0C6HWFVNS
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。