この記事ではANDAQI 1U Cabinet Firewall Appliance 10GbEを詳しく紹介します。
概要
ANDAQI RJ60は、1Uサイズのラックマウントに対応したファイアウォール専用のベアボーンキットです。Intel Core i7-9700プロセッサーを搭載し、8つのIntel製1GbE LANポートと2つのSFP+ 10GbEポートを備えているため、高速なネットワークルーティングやVPN処理に最適です。メモリやストレージは付属しておらず、ユーザーが別途用意する必要があります。pfsenseやOPNsense、その他のFreeBSDベースのルーターOS、あるいはLinuxディストリビューションとの互換性が確認されており、インテルAES New Instructionsにも対応しているため、暗号化処理を効率的に行えます。ネットワーク機器に特化した設計で、低消費電力・低発熱・静音ファンを採用し、24時間連続稼働を想定しています。ミドルレンジのエンタープライズネットワーク機器として位置づけられます。
互換性ガイド
本製品はCPUソケットLGA1151に対応するIntel Core i7-9700がオンボードで実装されており、交換はできません。メモリはDDR4規格に対応し、最大64GBまでの取り付けが可能です(スロット数は非公開ですが、一般的なMini-ITXまたは独自マザーボードの2スロットである可能性が高いです)。フォームファクターは1Uラックマウントで、サイズは440×321×45mmです。電源はATX規格のものを別途用意する必要があり、本製品には電源コードのみ付属します。ストレージインターフェースはSATAまたはM.2をサポートしていると考えられますが、詳細は公式情報をご確認ください。PCIe拡張スロットはなく、すべてのネットワーク機能はオンボードで提供されます。
商品情報
ANDAQI RJ60は、などで販売されており、価格は約103,510円(税込)です。発売時期は2023年ごろと思われますが、正確な情報は不明です。保証期間は販売店により異なりますが、一般的なベアボーン製品と同様に1年間程度と推測されます。市場での立ち位置はミドルレンジであり、個人利用のホームラボから中小企業のエッジルーターまで幅広く対応できる性能を持っています。消費電力はアイドル時で約30W、負荷時でも100Wを超えない低消費電力設計で、長期運用に適しています。
おすすめユーザー
本製品は、自宅で本格的なネットワーク機器を構築したいホームラボユーザーに最適です。pfsenseやOPNsenseをインストールして、高性能なファイアウォールやVPNサーバーとして運用できます。また、中小企業のIT管理者にとっても、既存のPCベースのルーターを置き換えたい場合に適しています。10GbEに対応しているため、ファイルサーバーやNASとの高速接続が必要な環境でも活躍します。一方で、Wi-Fiルーターのようなオールインワン機器を求める方には不向きです。
購入前の注意点
このベアボーンキットは、メモリ、ストレージ、OSが一切付属していないため、別途購入する必要があります。特に、メモリは信頼性の高いブランド品を推奨します。また、Intel Core i7-9700は第9世代であり、最新のCPUと比較すると性能面で劣る点があります。ただし、ネットワークルーティング用途では十分なパワーを持っています。電源ユニットも別途必要であり、1Uラックマウント対応のATX電源を選ぶと良いでしょう。また、10GbE SFP+ポートに対応するトランシーバーやケーブルも別途用意が必要です。競合としては、ProtectliやNetgateの同様のベアボーン製品がありますが、ANDAQI RJ60は10GbEポートを標準搭載している点で差別化されています。
