この記事ではAbleconn PEX-FW107 1394b & 1394a 3ポート PCI Express (PCIe) ロープロファイル FireWire アダプターカードを詳しく紹介します。

概要

Ableconn PEX-FW107は、PCI Express x1スロットに挿すだけでFireWire(IEEE 1394)インターフェースを追加できるアダプターカードです。搭載チップセットはTexas InstrumentsのXIO2213。1394b(FireWire 800)ポートを2基、1394a(FireWire 400)ポートを1基備え、最大800Mbpsの転送速度に対応します。ロープロファイルPCIeブラケットも付属するため、小型シャーシにも組み込めます。
デジタルビデオカメラやオーディオインターフェース、外部ストレージなど、いまなお現役のFireWire機器を手元のPCで使い続けたい方に最適な拡張カードです。Mac ProユーザーでもWindows PCユーザーでも、ドライバー不要で認識される点も大きな魅力です。

接続・互換性

PEX-FW107はPCI Express x1インターフェースで動作します。PCIe 1.1準拠であり、最新のマザーボードでもx1/x4/x16スロットにそのまま挿せます。電源はPCIeスロットから供給されますが、オンボードのSP4(ミニ4ピン)電源コネクターを使ってPC電源から最大1.5A/12Vのバスパワーを補うことも可能です。
接続できる機器は、1394b(9ピン)ケーブルを使う機器と1394a(6ピン)ケーブルを使う機器の両方に対応。バイリンガルポートにより1394b側ではS800(800Mbps)またはS400bで動作し、1394a側ではS400 / S200 / S100の速度に対応します。標準のPCIeブラケットに加えてロープロファイルブラケットが付属するので、薄型デスクトップやラックマウントPCにもフィットします。
Windows・macOS・Linuxいずれも標準ドライバーで認識するため、追加のドライバーインストールは不要です。

商品情報

PEX-FW107は2019年頃に発売され、現在も通販サイトなどで入手可能です。市場での位置づけはエントリーからミドルレンジのFireWire拡張カードであり、TI XIO2213という定番チップを採用しているため信頼性が高いです。付属品はY字電源ケーブル(LP4 Molex→LP4+SP4)とロープロファイルブラケットの2点。価格帯は12,000〜13,000円前後で、5年程度の使用を想定した製品寿命ですが、現行のPCIe Gen4マザーボードでも問題なく動作します。保証期間はメーカーにより異なりますが、Ableconnは通常1年間の保証を提供しています。

おすすめユーザー

  • デジタルビデオ編集者:DVカムやHDVカムをFireWire経由でPCに取り込む場合、内蔵FireWireポートがなくてもこのカード1枚で対応可能。1394bの800Mbps帯域で大容量データ転送も快適です。
  • オーディオ愛好家:古いFireWireオーディオインターフェース(例:MOTU、RME、Focusrite Saffireシリーズ)を現行PCで使い続けたい方に。バスパワーが必要な機種でもSP4補助電源で安定動作します。
  • Mac Proユーザー:Intel Macや古いMac ProをWindowsブート環境で使い続ける場合、PCIeスロットにこのカードを挿せばFireWireポートを追加できます。macOSでも認識します。
  • 向かないユーザー:ThunderboltまたはUSB-Cしか使わない方、FireWire機器を所有していない方には不要です。また、速度的にUSB 3.0より劣るため、高速ストレージ用途には不向きです。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: Ableconn
  • 販売元: Amazon US
  • 出荷元: Amazon US
  • ASIN: B07R5CB55N
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。