この記事ではWestern Digital (ウエスタンデジタル) 1TB SSD PC SN530 M.2 2230 PCIe Gen3 x4 NVMe 1024GB SDBPTPZ-1T00を詳しく紹介します。

概要

Western DigitalのPC SN530シリーズは、M.2 2230というコンパクトなフォームファクターを採用したNVMe SSDです。今回ご紹介する1TBモデル(型番:SDBPTPZ-1T00)は、PCIe Gen3 x4インターフェースを備え、読み取り速度は最大2,400MB/s、書き込み速度は最大1,950MB/sを実現します。 この製品の最大の特徴は、M.2 2230サイズであること。通常のM.2 2280よりも約3分の2短い基板長で、Steam DeckやMicrosoft Surface Proシリーズ、一部のDell・HP・Lenovo製タブレットやウルトラブックにそのまま搭載できる点が大きな魅力です。 市場での立ち位置としては、小型デバイス向けNVMe SSDのミドルレンジに位置します。Gen3 x4という帯域は最新のGen4には及びませんが、Steam Deckの内蔵ストレージ換装やタブレットの容量アップグレードには十分なパフォーマンスを提供します。

互換性ガイド

このSSDのフォームファクターはM.2 2230です。一般的なデスクトップPCやノートPCで使われるM.2 2280スロットには物理的に取り付けられません。対応するデバイスは、M.2 2230スロットを搭載した製品に限られます。 代表的な対応デバイスとしては、Steam Deck(LCDモデル・OLEDモデルともに換装可能)、Microsoft Surface Pro 7以降、Surface Pro X、Surface Laptopシリーズの一部、Dell XPS 13 2-in-1、HP Spectre x360、Lenovo ThinkPad X1 Foldなどが挙げられます。 インターフェースはPCIe Gen3 x4 NVMeです。Gen3対応のM.2スロットであれば問題なく動作します。Gen4スロットに挿した場合も下位互換性により使用可能ですが、速度はGen3上限までに制限されます。

商品情報

発売時期は2020年後半で、Western DigitalのOEM向けおよびリテール向けに供給されているモデルです。保証期間はメーカー標準の5年間が適用されます(購入元により異なる場合があります)。 市場での立ち位置はミドルレンジです。Gen3 x4というスペックはエントリークラスよりは上の性能を持ちながら、Gen4製品のような過剰な帯域は必要としない小型デバイス向けに最適化されています。TDP(消費電力)は公称値で約4.5Wと低く、バッテリー駆動のタブレットや携帯ゲーム機との相性も良好です。

おすすめユーザー

まず第一に、Steam Deckの内蔵ストレージを増設したいゲーマーです。Steam Deckの標準64GB eMMCや256GBモデルから、この1TB SSDに換装することで、大規模なAAAタイトルを複数インストールできる余裕が生まれます。換装手順も比較的簡単で、多くのガイドが公開されています。 次に、Surface Proシリーズのユーザーです。Surface Proはストレージがオンボード実装のモデルが多く、後からの換装が難しいとされていますが、一部のSurface Pro XやSurface Pro 7+などではM.2 2230スロットが利用可能で、このSSDに交換することで容量を大幅に増やせます。 最後に、小型フォームファクターのPCを自作・アップグレードする愛好家にもおすすめです。Mini-ITXや薄型ノートPCの中にはM.2 2230スロットを搭載するものがあり、通常の2280サイズが入らないケースでもこのSSDなら収まります。 ## 競合比較
同じM.2 2230 NVMe SSDの競合としては、Sabrent Rocket NVMe PCIe M.2 2230(256GB〜1TB)が挙げられます。Sabrent製品はPCIe 4.0 x4対応で、理論上の転送速度はSN530の約2倍ですが、実際の小型デバイスではGen3の帯域で十分なケースが多く、価格もSN530の方が安価な傾向があります。 また、Micron 2400シリーズもM.2 2230の1TBモデルを展開しています。こちらもGen4対応で、DRAM-less設計はSN530と同様ですが、コントローラーの違いによりランダムアクセス性能に差が出ます。SN530はWestern Digitalの自社コントローラーとファームウェアによる安定性が強みです。

購入前の注意点

このSSDはM.2 2230専用です。一般的なM.2 2280スロットには物理的に取り付けられないため、購入前に自分のデバイスのM.2スロットのサイズを必ず確認してください。また、一部のデバイスではM.2スロットのキー形状(BキーかMキーか)にも注意が必要ですが、SN530はMキー対応のNVMe SSDです。 DRAM-less設計である点も理解しておくべきでしょう。コントローラーがホストメモリバッファ(HMB)を利用するため、大量のランダム書き込みが発生するワークロードでは、DRAM搭載モデルに比べて性能が低下する可能性があります。ゲームのロードや日常的なファイル転送では体感差はほとんどありませんが、データベースサーバーや仮想マシン用途には不向きです。 また、OEM向けに大量に出回っている製品であるため、リテールパッケージではなくバルク品(簡易包装)で販売されているケースが多く、その場合は保証が購入店舗依存になることがあります。信頼できる販売元から購入することをおすすめします。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: ウエスタンデジタル(Western Digital)
  • 販売元: Eliz Trade
  • 出荷元: Eliz Trade
  • ASIN: B08SL5GY19
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。