この記事ではThermaltake AX700 Black ワークステーション向けPCケース CA-11B-00F1NN-00 CS9282を詳しく紹介します。
概要
Thermaltake AX700 Blackは、ワークステーションやハイエンドゲーミング向けに設計されたスーパータワーPCケースです。最大18基のファンと10基のPCIeスロットを備え、XL-ATXやSSI-EEBといった大型マザーボードにも対応します。標準状態で最大18台のHDD/SSDを搭載可能なストレージ容量は、AI研究や動画編集など大規模データを扱うユーザーにとって大きな魅力です。六角形メッシュパネルによる高い通気性と、モジュラー設計によるメンテナンスのしやすさも特筆すべきポイントです。
互換性ガイド
本ケースはXL-ATX、E-ATX、SSI-EEB、SSI-CEB、ATX、Micro-ATX、Mini-ITXと幅広いマザーボードフォームファクターに対応します。グラフィックスカードはHDDラックを外せば最大630mmまで搭載可能で、CPUクーラーは高さ190mmまで対応します。電源はATX規格でボトムマウント方式です。ストレージは3.5インチ/2.5インチ共用のツールフリートレイを18基備え、SATA接続のHDDやSSDを大量に搭載できます。ただし、HDDラックを多数使用する場合はGPU長が360mmに制限されるため、構成によっては注意が必要です。
商品情報
Thermaltake AX700 Blackは、2025年に発売されたスーパータワーケースです。市場での立ち位置は明らかにハイエンドで、マルチGPU構成や大容量ストレージを必要とするプロフェッショナル用途を想定しています。価格帯は約7万円前後と決して安くはありませんが、その拡張性と冷却性能を考えれば納得のいく投資と言えるでしょう。保証期間はメーカー標準の2年間です。
おすすめユーザー
- AI/ディープラーニング研究者: 複数枚のGPU(最大5枚)を同時に搭載できるため、大規模なモデルトレーニングに最適です。18台ものストレージベイはデータセットの保存にも余裕をもたらします。ただし、一般的なデスクトップ用途には明らかにオーバースペックです。
- 動画編集/3Dレンダリングのプロフェッショナル: 高性能CPUと複数GPU、そして大量の高速ストレージを組み合わせるワークステーション構築にぴったりです。大型ラジエーター対応の冷却設計により、長時間のレンダリングでも安定した動作が期待できます。一方、ミドルタワーケースで十分な構成には不要です。
- ハイエンドゲーミング愛好家: 究極のゲーミングPCを目指すユーザーにも対応します。ただし、一般的なゲーミングPCではこのケースの拡張性を使い切ることは難しく、コストパフォーマンスは低くなります。
購入前の注意点
まず、本ケースは非常に大型で重量が22.7kgもあるため、設置場所のスペースと耐荷重を事前に確認する必要があります。また、標準のHDDラックを使用するとGPU長が360mmに制限されるため、長いグラフィックスカードを使う場合はラックを取り外す必要があり、その場合はストレージ搭載数が減少します。さらに、このケースの拡張性を活かすには、相応のハイエンドパーツ(マルチGPU、大容量電源、多数のストレージ)が必要で、予算が大幅に膨らみます。競合としては、Fractal Design Meshify 2 XLやCooler Master Cosmos C700Pなどがありますが、AX700は特にストレージ数とファン搭載数で優れています。
よくある質問
Q: 420mmラジエーターは搭載できますか?
A: はい、フロントとトップに最大420mmのラジエーターを設置可能です。トップはさらに560mmまで対応します。
Q: 標準のATX電源は使えますか?
A: はい、ボトムマウント方式でATX電源に対応しています。最大220mm長の電源まで収納可能です。
Q: このケースにMini-ITXマザーボードを入れるのは無駄ですか?
A: 技術的には可能ですが、ケースのサイズと拡張性を考えると明らかにオーバースペックです。Mini-ITX向けの小型ケースを選ぶべきです。
商品情報
(Amazon参照)
- メーカー名: Thermaltake
- 販売元: Amazon.co.jp
- 出荷元: Amazon.co.jp
- ASIN: B0F6CQRK7F
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。





