# Thermal Grizzly Minus Pad Basic 4枚入りは買いか｜1.5mm厚の使いどころと失敗例

> 120×20×1.5mmのサーマルパッド4枚入り。 M.2 SSDやGPUメモリでの使いどころ、厚み選びの失敗と向かない人を解説します。

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出典: https://www.amazon.co.jp/dp/B0DW9G2KN9
記事のページ: https://web-autoai.com/articles/thermal-grizzly-minus-pad-basic-4

価格・評価は変わるため、最新の値はこの記事のページで確かめること。

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## 概要

Thermal Grizzly Minus Pad Basic – 4パックサーマルインターフェースパッドは、ドイツの冷却ブランド Thermal Grizzly が手がけるシリコンベースのサーマルパッドです。 結論から言うと、これは「特定の1枚を買い足す」製品ではなく、**M.2 SSD・GPUメモリ・VRM まわりで使い回せる汎用ストックを1.5mm厚で確保しておく**ための製品です。 1枚あたり120×20×1.5mm が4枚、総重量52gという構成で、細長い短冊状に切って使う前提のサイズ配分になっています。

電気的に非導電性（仕様上 Electrically Non-Conductive: Yes）である点が実用上いちばん効きます。 液体金属グリスはもちろん、一部の高性能グリスも基板上でのはみ出しが怖い場面がありますが、このパッドはVRMやメモリチップの密集したエリアに載せてもショートの心配をせずに済みます。

## 互換性ガイド

サーマルパッドに「対応ソケット」や「対応チップセット」はありません。 互換性を決めるのは**隙間の高さ（ギャップ）ただ一つ**です。 本製品は厚さ1.5mmの固定値なので、実際に問うべきは「その部品とヒートシンクの間は1.5mmか? 」になります。 ここを測らずに買うのが最大の失敗パターンです。

| 用途 | よくあるギャップの目安 | 1.5mm の適合 |
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| M.2 2280 SSD ↔ マザーボード付属ヒートシンク | 0.5〜1.5mm 程度 | 片面実装SSDでは厚すぎることがある |
| M.2 SSD ↔ PCIeカード型/外付けヒートシンク | 1〜2mm 程度 | 多くの場合そのまま使える |
| GPUメモリ ↔ クーラーベースプレート | 1〜2mm 程度 | カード次第。元のパッド厚を実測する |
| GPU VRM ↔ ヒートシンク | 1〜3mm 程度 | 足りない場合は重ね貼りより厚い品に交換 |
| ノートPCの発熱部品 ↔ ヒートパイプ | 0.5〜2mm 程度 | 機種差が大きく要実測 |

表の数値はあくまで一般的な目安で、製品ごとに実測が必要です。 確実なやり方は、クーラーを外したときに**元から貼られていたパッドの厚みをノギスで測る**、あるいは粘土やブルタックを挟んで圧縮後の厚みを見る方法です。 GPUの場合、GPUダイとメモリでは必要な厚みが違うことが普通なので、「全部1.5mmで揃える」と一部が浮きます。

物理的な加工は簡単で、はさみやカッターで自由な形に切れます。 120×20mm という細長い形状は、M.2 2280 SSD（80mm長）用に切り出すと1枚から複数本取れる計算になり、GPUのメモリ列に沿って貼る用途とも相性が良い形です。 逆に、100×100mm のような**大面積を一気に覆いたい用途にはこの形状は向きません**。

圧縮性が高いパッドはクーラーの固定圧で潰れて密着しますが、締めすぎると基板やダイに無理な力がかかります。 GPUクーラーのネジは対角順に少しずつ、均等に締めてください。

## 商品情報

| 項目 | 値 |
| --- | --- |
| サイズ | 120×20×1.5mm |
| 厚さ | 1.5mm |
| 数量 | 4枚 |
| 重量 | 52g |
| 電気非導電性 | Yes |

最新の価格は販売ページの表示でご確認ください。 サーマルパッドは為替とセールで動きやすく、また記事は更新されないまま残るため、実際に買う前に商品ページで最新価格を必ず確認してください。 なお本記事のデータでは「Amazon US」枠にも同じ日本円価格・同じ日本の商品ページが入っており、海外価格としては参照できません。 米国での価格を知りたい場合は現地のストアを直接見てください。

熱伝導率（W/mK）の公称値は本記事に渡されたデータに含まれていないため、ここでは数値を挙げません。 Thermal Grizzly の製品ラインでは Minus Pad Basic は入門〜標準グレードに位置づけられ、上位の Minus Pad 8 や Minus Pad Extreme とは狙う性能帯が異なります。 具体的な熱伝導率の比較をしたい場合は、メーカーの製品ページで各シリーズの公称値を突き合わせてください。

付属品はパッド本体のみで、取り付けに特別な工具は要りません。 必要なのは、はさみ（またはカッターと定規）と、貼る前に接触面の油分を落とすための無水エタノール程度です。

## 実際の使いどころと施工のコツ

パッドは「切って載せる」だけの製品に見えますが、効果の差は施工で出ます。 まず**保護フィルムの剥がし忘れ**が定番の失敗です。 多くのパッドは両面にフィルムが付いており、片面だけ剥がして貼ると熱がほとんど伝わりません。 温度が下がらないときは真っ先にここを疑ってください。

次に、サイズは実寸よりわずかに大きめに切るのが基本です。 圧縮されて横に広がる分を見込むと密着が安定します。 ただし隣のチップや表面実装部品に乗り上げると、その部分だけ浮いて逆効果になるため、はみ出す方向は基板の空きスペース側にします。

GPUクーラーの分解を伴う作業は、多くのメーカーで保証対象外になります。 カードの保証シールを剥がす前に、その1枚が保証を捨てる価値のある作業かどうかを判断してください。

## おすすめユーザー

自作PCでサーマルパッドを初めて使う人には素直におすすめできます。 グリスのように塗布量や広がり方を気にする必要がなく、切って載せるだけで再現性のある結果になるためです。 非導電性なので、基板上での取り回しに神経を使わずに済むのも初心者向きです。

M.2 NVMe SSD の温度が気になるゲーマーやクリエイターも対象です。 高速SSDはシーケンシャル書き込みを続けるとサーマルスロットリングに入ることがあり、ヒートシンクとの間に適切な厚みのパッドを挟むだけで挙動が変わるケースがあります。 120×20mm という形状は2280サイズのSSDに沿って切り出しやすく、この用途では特に無駄が出にくい形です。

GPUクーラーの交換・水冷化・清掃をする人にとっては消耗品のストックとして有用です。 一度分解すると元のパッドは再利用しにくく、必要な長さを都度切り出せる4枚入りは作業効率が良い構成です。 ノートPCの冷却をメンテナンスしたい人も、劣化・硬化した純正パッドの置き換え候補として検討できます。

## 購入前の注意点

**厚さが1.5mm固定であることが、この製品の最大の制約です。 ** サーマルパッドは「厚ければよく冷える」ものではなく、隙間より厚すぎると余計な熱抵抗になり、薄すぎると接触しません。 手持ちの環境で必要な厚みが0.5mmや1.0mm、あるいは2.0mm以上なら、この製品は買っても使い道がありません。 厚みのバリエーションが必要な人は、複数厚のセット品か、Minus Pad 8 のように厚み選択のある製品を選ぶべきです。 足りないからといって2枚重ねにするのは、層間に熱抵抗が増えるため推奨しません。

**形状の制約もあります。 ** 120×20mm は細長い短冊形で、総面積は1枚あたり2,400mm²です。 GPUのメモリ列やSSDには合いますが、ノートPCのヒートスプレッダ全体のような広い面を覆う用途では継ぎ接ぎになり、繋ぎ目で性能が落ちます。

**極限の冷却性能を求めるオーバークロッカーには物足りない可能性があります。 ** Basic は名前のとおり標準グレードで、数度を削り出したい用途では上位グレードのほうが適します。 逆に言えば、一般的な運用で「スロットリングを避ける」程度の目的なら Basic で十分機能します。

**価格面では割高に見える場面があります。 ブランドの品質管理と入手性に払う価格だと割り切れるかどうかが判断の分かれ目になります。

最後に、**商品ページの登録情報そのものを疑う習慣を持ってください。 ** Amazon の商品ページでは、メーカー名・型番・サイズといった登録情報に別商品のデータが紛れ込んでいることが実際にあります。 本記事のデータでも、海外価格の欄に日本の価格と商品ページが入っていました。 注文前に商品画像とタイトルで「厚さ1.5mm・4枚入り」であることを自分の目で確認してください。 届いてから厚みが違うと分かっても、パッドは開封後の返品が通りにくい商品です。

## よくある質問

**Q. サーマルグリスの代わりにCPUとクーラーの間に使えますか? **
A. 使わないでください。 CPUのIHSとクーラーベースはほぼ密着しており、1.5mmのパッドを挟むと逆に温度が大幅に悪化します。 パッドは「埋めるべき隙間がある場所」専用です。

**Q. 4枚でGPU1枚分のメモリとVRMを賄えますか? **
A. カードによりますが、120×20mm が4枚（合計9,600mm²）あれば、一般的なミドル〜ハイエンドGPUのメモリ列とVRM列を切り出すには足りることが多い量です。 ただし必要な厚みが場所ごとに違う点は別途確認が必要です。

**Q. 何年くらいで交換すべきですか? **
A. 明確な寿命は公称されていません。 目安としては、クーラーを分解するタイミングで硬化・ひび割れ・油分の分離が見られたら交換、という運用が現実的です。 グリスと違い、定期的に塗り替える性質の部材ではありません。

**Q. 切った端材は再利用できますか? **
A. 保護フィルムを付けたまま元の台紙に戻して保管すれば再利用できます。 剥き出しで放置すると埃を拾い、その埃が接触面の隙間になります。

**Q. 貼り直しはできますか? **
A. 一度圧縮されたパッドは厚みが戻らないため、貼り直すと初回より密着が悪くなることがあります。 位置決めは貼る前に済ませてください。
