ゲーム概要

『The Last Faith:ゴシックなソウルライク・メトロイドヴァニアの旅』は、Kumi Souls Gamesが開発し、Playstackが販売する2Dアクションゲームです。2023年11月15日に発売され、ゴシックホラー調の世界を探索するメトロイドヴァニアの構造と、敵の動きを見極めて戦うソウルライク寄りの戦闘を組み合わせています。

プレイの基本は、入り組んだエリアを探索し、敵やボスを倒しながら新しい移動手段や能力を獲得することです。一度通った場所にも未到達の足場や開かなかった経路が残るため、能力を得た後に戻ることで探索範囲が広がります。一本道を進むゲームではなく、地形と経路を覚えながら少しずつ世界のつながりを理解していく設計です。

戦闘と成長システム

戦闘では近接武器だけでなく、銃器や魔法も選択肢になります。敵の攻撃を回避して反撃する基本を押さえつつ、間合いの外から攻撃したり、複数の手段を組み合わせたりできる点が特徴です。ただし攻撃を連打するだけでは押し切りにくく、敵ごとの予備動作、攻撃範囲、反撃できる時間を観察する必要があります。

キャラクターの能力値や装備を調整できるため、自分が使いたい武器に合わせて成長方針を決める楽しさもあります。その一方で、すべての能力を均等に伸ばすと得意分野が曖昧になりやすいため、序盤は主力にする攻撃手段をある程度絞るのが無難です。新しい武器を入手したら、見た目や威力だけでなく、振りの速さと自分が安全に攻撃できる距離も確認すると失敗を減らせます。

ボス戦では、一度の敗北から攻撃順や安全な位置を学ぶことが重要です。回復を急いで追加の攻撃を受けるより、相手の行動が終わるまで待った方が安定する場面もあります。反射神経だけではなく、試行錯誤を楽しめるかどうかが本作との相性を大きく左右します。

探索で意識したいこと

メトロイドヴァニアとしての進行では、行き止まりが必ずしも探索の終了を意味しません。現在の能力では届かない場所や通過できない仕掛けを覚えておき、移動能力を得てから再訪することが攻略の一部になります。探索中は分岐を一つずつ確かめ、使える経路を増やしておくと、強敵に詰まった際の別ルートや成長手段を見つけやすくなります。

ゴシック建築、荒廃した街並み、地下空間などを描くピクセルアートは、本作の陰鬱な雰囲気を支える大きな要素です。ただし暗い色調と似た景観が続く場所では、方向感覚を失う人もいるでしょう。急いで先へ進むより、部屋の形や目立つ背景、接続先を意識して歩く方が探索を組み立てやすくなります。

無料DLC「Awakened Ancients」とアップデートによって、追加コンテンツや品質面の改善も行われています。既に本編を遊んだ人にとっては再訪の理由になり、初めて遊ぶ人は拡張後の状態から始められます。ただし追加要素へ到達する条件や最新の変更内容は更新によって変わり得るため、ゲーム内表示も確認してください。

動作環境の目安

最低動作環境は、OSがWindows 7、CPUがIntel Core 2 Duo E7500 2.93GHzまたはAMD Athlon 64 X2 5600+ 2.9GHz、GPUがGeForce 9600 GTまたはAMD Radeon HD 6450です。メモリは2GB RAM、空き容量は3GB、DirectX 11が必要とされています。要求容量が比較的小さいため、ストレージを圧迫しにくいタイトルです。

提示されているのは最低環境のみで、推奨環境のデータはありません。そのため、最低構成を満たすことは起動可能性の目安にはなっても、あらゆる場面で安定した動作を保証するものではありません。古いPCで遊ぶ場合は、GPUがDirectX 11に対応しているか、十分な空き容量があるかを先に確認し、必要に応じて解像度や描画設定を下げるのが現実的です。

評価・レビュー傾向

ユーザーからは長期的に好意的な評価を得ています。支持されやすいのは、緻密なピクセルアート、ゴシックホラーの一貫した雰囲気、探索と高難度戦闘を一つにまとめた点です。武器や能力の選択肢があり、単純な横スクロールアクションに留まらない育成の余地も魅力になります。

一方で、ソウルライクとメトロイドヴァニアの両方を取り入れているため、戦闘の厳しさと往復探索が同時に負担になる可能性があります。目的地へ一直線に案内されるゲームや、短時間で気軽に勝てるアクションを求める人には、進行が重く感じられるでしょう。操作感や難易度の受け止め方には個人差があるため、最新の評価欄では自分と近い遊び方をする人の意見を見るのが参考になります。

こんな人におすすめ

本作が向いているのは、敗北を情報として捉え、敵の行動を覚えて再挑戦できる人です。新しい能力を得た後に過去の場所を調べ直すことや、説明されすぎない世界を自分で読み解くことが好きなら、探索と戦闘の両方を楽しみやすいでしょう。ダークファンタジー、ゴシック建築、細密なピクセルアートを重視する人にも相性のよい作品です。

日本語を含む複数言語に対応し、Steam実績、Steamトレーディングカード、Steamクラウドも利用できます。複数のPCで続きを遊ぶ人にとって、クラウド対応は扱いやすい要素です。

注意点・向かない人

高難度の戦闘、探索中の引き返し、ボスへの反復挑戦が苦手な人にはおすすめしにくい作品です。迷わず進める明確な導線や、失敗への負担が少ないテンポを最優先する場合、本作の意図的な緊張感がストレスになり得ます。暴力や流血を含む成熟した表現もあるため、ゴシックな外観だけで選ばず、暗い題材を許容できるか考えてください。

元の記事情報にはマルチプレイヤー対応との記載がありますが、本作の中心は一人で探索と戦闘を進める体験です。協力プレイを購入理由にする場合は、Steamの商品ページに表示される対応機能を事前に確認してください。ストア上の機能表示やDLCの導入条件も更新される可能性があるため、購入前の最終確認が安全です。