この記事ではSynology DiskStation DS214se NAS サーバーを詳しく紹介します。

概要

Synology DiskStation DS214seは、エントリー向けながら堅実な設計が光る2ベイNASエンクロージャです。シングルコア800MHzのMarvellプロセッサと256MBのDDR3 RAMを搭載し、ファイル共有やバックアップ用途に十分な基本性能を備えています。本体にHDDは付属しませんので、別途2台の3.5インチまたは2.5インチSATAドライブを用意する必要があります。 本機の最大の魅力は、18W前後の低消費電力で動作する省エネ設計です。アイドル時はさらに抑えられ、24時間稼働させるNASとしてもランニングコストを気にせず使えます。Windows環境でRAID 1を組んだ際のシーケンシャルリードは約102MB/s、ライトは約58MB/sと、ギガビットLANの帯域をほぼ使い切る実用的な速度を発揮します。

接続・互換性

背面にはGigabit Ethernetポートが1基、USB 2.0ポートが2基搭載されています。USB 2.0は転送速度が遅いため、外付けドライブの増設には向きませんが、UPSの接続やプリンター共有には使えます。 対応するドライブは3.5インチSATA II/III HDDおよび2.5インチSATA SSDです。ホットスワップには対応していませんので、電源を切ってからドライブを交換してください。RAID 0/1、JBOD、Basicの構成が可能で、Synology独自のDSM(DiskStation Manager)OSで直感的に管理できます。

商品情報

本機は2014年に発売されたエントリーモデルで、現在は新品入手が困難な場合があります。市場では中古品が多く流通しており、価格は数千円台程度です。保証期間はメーカー標準で2年(ただし中古では適用外のケースが大多数)。 市場での立ち位置は「エントリークラス」です。理由はシングルコアCPUと256MB RAMという控えめなスペックで、同時期のDS214playやDS214+と比較するとトランスコードや仮想化機能は想定されていません。純粋なファイルストレージとして割り切るユーザーに最適です。

おすすめユーザー

ファイルサーバー初心者 — 初めてNASを導入する方に最適です。DSMのインターフェースは直感的で、RAID 1によるデータ保護も簡単に設定できます。ただし、複数ユーザーでの同時アクセスが多い環境では処理が遅くなる可能性があります。 低コストでバックアップ先を確保したい方 — 中古市場で安価に入手できるため、予算を抑えたい方に向いています。消費電力が低いので24時間稼働でも電気代が気になりません。 * メディアサーバー用途には非推奨 — CPUパワーが足りず、動画トランスコードは実質不可能です。ファイルの保存・共有のみに限定した使い方なら問題ありません。

購入前の注意点

本機は発売から10年以上経過しているため、中古品の状態をよく確認する必要があります。ファンや電源ユニットの劣化、OSのサポート終了(DSM 6.2系が最新)などに注意してください。また、USB 2.0しかないため、外付けHDDの増設は推奨しません。 RAID 1構成時のライト速度は58MB/sとそれほど速くありません。大容量ファイルの頻繁な書き込みには向かず、ギガビットLANの理論値に達しない点を理解しておきましょう。また、メモリが256MBと少ないため、大規模なファイル転送や多数の接続ではパフォーマンスが低下します。 ## よくある質問
Q: 搭載可能なドライブの最大容量は? A: 公式には4TBまでのドライブがサポートされていますが、DSMのバージョンによってはより大容量のドライブも認識する場合があります。ただし、メモリが少ないため大容量ドライブでの運用は速度面で不利です。 Q: RAID 1とRAID 0、どちらを選ぶべき? A: データ保護を重視するならRAID 1、速度を重視するならRAID 0です。本機のCPUではRAID 1でもリード速度は約102MB/s出るため、一般的なファイル共有ならRAID 1で十分です。 Q: トランスコード機能は使えますか? A: いいえ、本機はトランスコード非対応です。動画を直接再生するには、クライアント側で対応コーデックを用意する必要があります。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: Synology
  • 販売元: New Oriental Technology
  • 出荷元: New Oriental Technology
  • ASIN: B00FWURI8K
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。