この記事ではQNAP(キューナップ) 単体モデル TS-932PX メモリ 4GB HDD-LESS NAS 2年保証を詳しく紹介します。
概要
QNAPのTS-932PXは、デスクトップサイズに9つのドライブベイを詰め込んだNASです。クアッドコア1.7GHzのAnnapurna Labs Alpine AL-324プロセッサを搭載し、標準で4GBのメモリを備えています。5つの3.5インチベイと4つの2.5インチベイを備えており、HDDとSSDを混在させたハイブリッド構成が可能です。 最大の特徴は、2つの10GbE SFP+ポートと2つの2.5GbE RJ-45ポートを標準装備している点。この価格帯の9ベイNASとしては驚異的なネットワーク帯域で、大容量ファイルの転送や仮想化ストレージとしても威力を発揮します。本体はHDDレスで販売されており、ユーザーが用途に応じてドライブを選べます。
接続・互換性
TS-932PXは、5つの3.5インチSATA 6Gb/sベイと4つの2.5インチSATA 6Gb/sベイを搭載。3.5インチベイには大容量HDD、2.5インチベイには高速SSDを組み合わせるのが定番です。対応ドライブはSATAインターフェースのHDD/SSDで、ホットスワップに対応しています。 ネットワークインターフェースは、10GbE SFP+×2、2.5GbE RJ-45×2の計4ポート。10GbEポートは光トランシーバー(SFP+)を使用するため、対応するモジュールまたはDACケーブルが必要です。USB 3.0ポートも背面に3つあり、外付けドライブやUPSの接続に使えます。 本体サイズは約182×225×224mm(高さ×幅×奥行き)と、9ベイとは思えないコンパクトさ。設置場所を選ばず、デスクトップやラックマウント(別売キット必要)にも対応します。
商品情報
TS-932PXは、QNAPが2020年に発売したミッドレンジ〜ハイエンド向けのNASです。HDDレスモデルでの販売となり、価格は時期や販売店によって変動しますが、10万円前後が相場です。2年保証が付属し、長期運用にも安心感があります。 市場での立ち位置は、5ベイサイズの筐体に9ベイを詰め込んだ「コンパクト9ベイNAS」という独自のポジション。10GbEと2.5GbEを標準装備しながら、価格を抑えている点が評価されています。競合となるSynologyのDS1821+などと比較すると、ベイ数で優位に立ちます。 付属品は電源ケーブル、イーサネットケーブル(2.5GbE用)、クイックインストールガイドのみ。HDDやSSD、SFP+モジュールは別途購入が必要です。
おすすめユーザー
- 中小企業のファイルサーバー担当者 大量のデータを共有する必要があるが、サーバールームのスペースが限られている場合に最適です。10GbE接続で複数クライアントからの同時アクセスもスムーズ。SSDキャッシュを活用すれば、仮想マシンのストレージとしても使えます。 2. クリエイティブプロフェッショナル(動画編集・写真管理) 4Kや8Kの動画プロジェクトファイルをNASに置き、10GbE接続で直接編集するワークフローに適しています。9ベイあれば、RAID 5/6で大容量かつ冗長性のあるストレージを構築可能。2.5インチベイにSSDを入れてキャッシュを効かせれば、ランダムアクセス性能も向上します。 3. 自宅でハイエンドNASを構築したいホームユーザー 自宅のメディアサーバーやバックアップサーバーとして、本格的な構成を求める方にもおすすめ。ただし、10GbE環境を活かすには対応スイッチやPC側のNICが必要になるため、導入コストはそれなりにかかります。静音性はHDDの選択に依存しますが、アイドル時は比較的静かです。 4. 向かないユーザー 初めてNASを導入する方や、ファイルのバックアップだけが目的であれば、より安価な2〜4ベイモデルで十分です。また、10GbEを利用しない場合、このモデルのネットワーク性能はオーバースペックになります。
商品情報
(Amazon参照)
- メーカー名: QNAP(キューナップ)
- ASIN: B08FTMWVLQ
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。





