この記事ではIntel CPU Broadwell-E Core i7-6800K 3.40GHz 6コアを詳しく紹介します。
概要
インテルのBroadwell-E世代に属するCore i7-6800Kは、6コア12スレッドの構成を持つハイエンドデスクトップ向けCPUです。ベースクロック3.4GHz、ターボ時3.6GHzで動作し、L3キャッシュは15MBを搭載。対応ソケットはLGA2011-3で、4チャンネルのDDR4-2400メモリーをサポートします。 2016年5月に登場した本製品は、当時のX99プラットフォームにおいてマルチスレッド性能と拡張性を重視するユーザーに選ばれてきました。14nmプロセスで製造され、TDPは140W。クーラーは別途用意する必要がありますが、OC耐性も高く、じっくりとチューニングを楽しみたい方にとって魅力的な一品です。 今となってはプラットフォーム自体が旧世代となりましたが、中古市場や在庫処分で手頃な価格で入手できるケースもあり、コストパフォーマンスを重視する組み立て派にはまだ選択肢の一つと言えるでしょう。
互換性ガイド
ソケットはLGA2011-3専用。対応マザーボードはX99チップセット搭載モデルのみです。 メモリーはDDR4-2400まで公式サポート。4チャンネルに対応しており、4枚構成で最大帯域を引き出せます。 チップセットの都合上、PCIe 3.0レーンは最大40レーン(CPU直結28レーン+PCH)。マルチGPU構成も可能ですが、第1スロットの帯域がx16に制限される点に注意。 対応するマザーボードのフォームファクターはATXやE-ATXが主流。Mini-ITXのX99マザーは極端に少ないため、小型PCを組む場合は選択肢が限られます。 * 電源に関しては、このCPU単体で140W。ハイエンドGPUを組み合わせる場合、システム合計で500W前後になるケースが多いため、650W以上の電源ユニットを推奨します。
商品情報
Core i7-6800Kは、Intel Broadwell-Eシリーズの中でエントリーに位置する6コアモデルです。発売時の実売価格は4〜5万円台でしたが、現在は新品在庫品や並行輸入品で2万円前後で見かけることもあります。 市場としての立ち位置は「旧世代ながらも6コアを安価に試せるエントリーハイエンド」といったところ。最新のCore i5(12〜14世代)と比較するとシングルスレッド性能では劣りますが、マルチスレッドワークロードや仮想化用途ではまだ実用的な性能を発揮します。 保証は通常Intel BOX製品で3年間。ただし経年劣化や在庫品の保証期間は購入店舗に確認が必要です。
おすすめユーザー
コスト重視のマルチスレッドユーザー:動画エンコードやコンパイルなど、コア数に比例する処理を安価にこなしたい方。6コア12スレッドの恩恵を予算を抑えて得られます。ただし、最新アプリケーションでAVX2やAVX-512命令が必要な場面は注意が必要。 X99プラットフォームで多数のPCIeレーンを活用したいユーザー:複数のGPUやNVMe SSD、キャプチャカードを同時に使いたいクリエイター向け。CPU直結レーンが28本来るため、拡張性が高い。 ホームサーバーやNASのベースとして:低クロックで安定稼働させたい場合、電圧調整を施せばアイドル時の消費電力を抑えられる。ただしアイドル時の電力効率は最新CPUに劣る。 こんな人にはおすすめしません:シングルスレッド性能や省電力を重視するゲーマー、最新のDDR5・PCIe 5.0環境を求める方。また、Mini-ITXでの小型ビルドを計画している方にも不向き。
購入前の注意点
プラットフォームが完全に旧世代である点を理解した上で購入してください。マザーボードも中古または在庫品が中心となり、サポートやBIOSアップデートの提供が終了しています。 メモリーはDDR4-2400までが公式仕様。高速なDDR4-3200以上の動作はマザーボードとメモリーの組み合わせにより可能な場合もありますが、安定性は保証外です。 冷却に関しては、TDP140Wとやや発熱が大きいため、ハイエンド空冷または240mm以上の簡易水冷を推奨します。CPUクーラーは別売です。 競合となる中古のRyzen 5 1600/2600搭載システムと比較すると、プラットフォームの古さがネック。ただしPCIeレーン数では有利なケースもあります。 * 新品の在庫品を購入する場合、メーカー保証が購入日から開始されるのか、製造日基準なのかを事前に確認しましょう。 ## よくある質問
Q: Core i7-6800Kはどのマザーボードで使えますか? A: ソケットLGA2011-3に対応したIntel X99チップセット搭載マザーボードが必要です。X99マザーは新品・中古ともに流通していますが、BIOSバージョンによっては初期ロットで認識しない場合もあるため、事前に互換性情報を確認してください。 Q: このCPUで最新のゲームは快適に動きますか? A: シングルスレッド性能がボトルネックになるタイトルでは、最新のCore i3にも劣る場合があります。ただし、GPUとの組み合わせ次第では1440p以上の高解像度設定ならば実用的なフレームレートを出せることもあります。競技性の高いFPSゲームには向きません。 Q: メモリーは4枚挿さないとダメですか? A: 2枚でも動作しますが、4チャンネルメモリーアーキテクチャの恩恵を得るには4枚構成が理想的です。2枚の場合はデュアルチャンネル動作となり、メモリー帯域が半減します。
商品情報
(Amazon参照)
- メーカー名: インテル
- 販売元: world trade shop
- 出荷元: world trade shop
- ASIN: B01FJLA8NI
- 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。





