概要

Gigabyte X670 AORUS ELITE AXは、AMD Ryzen 7000シリーズに対応したAM5ソケットのATXマザーボードです。チップセットにX670を採用し、PCIe 5.0対応の拡張スロットやM.2スロットを備えることで、最新のストレージやグラフィックスカードとの組み合わせに適しています。最大192GBのDDR5メモリを装着でき、ハイエンドゲーミングからクリエイティブワークまで幅広い用途を見据えたミドルハイクラスの製品と言えるでしょう。
無線通信はWiFi 6EとBluetooth 5.2を標準搭載しており、有線LANは2.5GbEに対応。背面USBはType-Cを含む複数ポートを備え、拡張性も十分です。価格帯は実売67,000円前後で、AM5環境を構築する際のバランスの取れた選択肢の一つです。

互換性ガイド

ソケットはAMD Socket AM5のみ対応。Ryzen 7000(および将来のRyzen 9000シリーズ)が使用可能です。メモリはDDR5のみ対応し、DDR4は使用できません。フォームファクターはATXなので、ATX対応のPCケースが必要です。電源コネクタはメイン24ピン+CPU用8ピン×2を推奨。M.2スロットはPCIe 5.0 x4対応のものとPCIe 4.0 x4対応のものを複数搭載し、SATA 6Gb/sポートも4基程度備えています。PCIeスロットはx16が2本(1本目がPCIe 5.0 x16、2本目がPCIe 4.0 x4)で、デュアルGPU構成も可能ですが、2本目は帯域が制限される点に注意しましょう。

商品情報

Gigabyte X670 AORUS ELITE AXは、2022年秋ごろに発売されたミドルハイ向けのマザーボードです。市場での立ち位置としては、X670の中ではエントリーに近い位置づけながら、PCIe 5.0やWiFi 6Eといった主要な新機能をしっかりカバーしています。保証期間はメーカー標準の3年間。販売経路は家電量販店やPCショップ、オンライン販売店で広く購入可能です。TDPはチップセット自体の消費電力はわずかですが、CPU供电回路は12+2+2フェーズ構成で、Ryzen 9クラスのCPUも安定駆動できます。

おすすめユーザー

  • ミドルハイのゲーミングPCを組む方
    Ryzen 7 7800X3DやRyzen 9 7950Xとの組み合わせが最適。PCIe 5.0対応のグラフィックスカードやNVMe SSDを活かせる。2.5GbE LANとWiFi 6Eでネットワーク環境も高速。
  • DDR5メモリに移行したい方
    AM5プラットフォームならではのDDR5メモリを活用。最大192GBまで使えるため、メモリを大量に使うクリエイティブ作業にも対応可能。
  • 拡張性を重視する自作er
    複数のM.2スロットやSATAポート、USBポートが充実しており、ストレージや周辺機器を多数接続したいユーザーに適する。ただし、X670EのようなPCIe 5.0 x16が2本あるわけではないので、マルチGPU構成を本気で考えるなら上位モデルを検討したほうが良い。

購入前の注意点

このマザーボードはX670チップセットを搭載していますが、X670E(PCIe 5.0 x16×2対応)と異なり、セカンドPCIe x16スロットはPCIe 4.0 x4までです。そのため、デュアルGPUでのゲーミングやMLワークステーション用途には向いていません。また、AM5ソケットはRyzen 7000シリーズ専用であり、DDR4メモリが使えない点も注意が必要です。CPUクーラーはAM5対応のものを選びましょう。価格帯としては、同じX670でもASRockやMSIのエントリーモデルと競合しますが、AORUSシリーズの特徴である良質なVRMとネットワーク機能は評価ポイントです。

よくある質問

Q: Ryzen 5 7600との組み合わせは問題ないですか?
A: 全く問題ありません。Ryzen 5 7600はTDP65Wと低消費電力なので、このマザーボードの供电回路には余裕があります。PCIe 5.0の恩恵は少ないですが、将来的なCPU交換を見据えてこのマザーを選ぶのは合理的です。
Q: X670Eと比較して、性能面で不利な点は?
A: 最大の違いは2本目のPCIe x16スロットがPCIe 4.0 x4である点。マルチGPUや高速なストレージカードを2本挿す場合、X670Eのほうが有利です。シングルGPU運用なら差は感じません。
Q: 保証期間は何年ですか?
A: Gigabyteの標準保証は3年間です(購入国・地域によって異なる場合があります)。長期運用を考える場合は、延長保証の加入も検討すると安心です。