ゲーム概要

「デッドライジング:ショッピングモールでゾンビの惨劇を生き延びろ」は、フリーランスの写真家フランク・ウェストを操作し、ゾンビであふれたショッピングモールを探索するシングルプレイヤー向けアクションホラーです。安全な拠点から事件を追い、生存者を救助しながら、町を襲った異変の真相へ迫ります。

特徴は、物語上の時間が進み続けるリアルタイムシステムです。モールを自由に歩ける一方、事件や救助には発生時刻と期限があり、すべてを一度に回収できるとは限りません。どの人物を助け、どの事件を優先するかという判断そのものがゲームプレイになります。

戦闘と探索の特徴

モール内の日用品を武器として使える点が、本作らしさを最もよく表しています。銃や刃物だけでなく、スポーツ用品や工具など、その場で見つけた物を手に取ってゾンビの群れを突破できます。武器は使い続けられるとは限らないため、強い一本を温存するより、周囲の売り場を把握して次の武器を確保する発想が重要です。

戦闘だけでなく、写真撮影もフランクの成長に関わります。危険な場面や決定的な瞬間を撮る行為には、敵を倒すこととは別の目的が生まれます。ただし撮影に夢中になると時間や安全を失うため、記者らしく踏み込むか、生存を優先して離脱するかの駆け引きがあります。

時間制限との付き合い方

初回から全イベントの回収を狙うと、移動経路や発生条件が分からず忙しさに振り回されがちです。まずは主要事件を追いながらモールの構造、回復アイテムの場所、安全な移動経路を覚えると遊びやすくなります。救助対象を連れている間は単独行動より進行が遅くなるため、残り時間に余裕を持たせる必要があります。

失敗した出来事があっても、直ちにプレイ全体が無意味になるタイプの設計ではありません。取り逃しを含めて自分なりの生還ルートを作り、次の挑戦で効率を上げていくことに面白さがあります。完璧主義よりも、最初は何を捨てるか決められる人のほうが本作のテンポを楽しみやすいでしょう。

動作環境の目安

最低要件はWindows 10の64ビット版、Intel Core 2 Duo 2.4GHz以上またはAMD Athlon X2 2.8GHz以上、GeForce 550 TiまたはAMD Radeon HD 6770、メモリ2GBです。推奨要件はIntel Core i5系または同等のAMD CPU、GeForce GTX 560以上またはAMD Radeon HD 7790以上、メモリ8GBとなっています。どちらもDirectX 11と空き容量8GBが必要です。

最低構成は起動可否を判断するための下限として捉え、安定性を重視するなら推奨要件を基準にするのが無難です。本作では多数のゾンビが同時に現れるため、画面が混雑する場面で余裕がない場合は、解像度や影など負荷の大きい設定から調整してください。ノートPCではGPU名だけでなく、専用GPUで動作しているかも確認したいところです。

評価・レビュー傾向

長期にわたって支持されている理由として、モール全体を遊び場に変える発想、画面を埋めるゾンビの物量、深刻さと悪趣味な笑いが同居する作風が挙げられます。武器を現地調達し、知識が増えるほど移動や救助が上達するため、周回による習熟を実感しやすい作品です。

一方、不満につながりやすいのは時間制限と護衛です。好きなだけ寄り道したい人には時計が窮屈に感じられ、生存者を安全に誘導する場面では思いどおりに進まないこともあります。こうした不便さを緊張感の一部として受け入れられるかが、評価の分かれ目になります。

こんな人におすすめ

大量のゾンビを相手にする爽快感だけでなく、限られた時間で予定を組み立てるゲームが好きな人に向いています。マップを覚え、装備や移動経路を改善しながら再挑戦する過程を楽しめる人とも好相性です。ホラーに笑いや突飛な武器が混ざっていても気にならない人なら、本作独自の雰囲気を味わえます。

注意点・向かない人

時間を気にせず隅々まで探索したい人や、一度のプレイですべての救助とイベントを完璧に終えたい人には、強いストレスになり得ます。生存者の護衛、武器の消耗、セーブ場所を意識した行動も必要で、現代的な作品ほど手厚く誘導されるゲームではありません。

また、ゾンビへの流血表現や残酷な描写を含みます。発売日は2016年9月12日で、設計には原作世代らしい不便さも残っています。操作感や対応言語など、個人差が出る項目は購入前にストアの最新表示を確認してください。