この記事ではCORSAIR iCUE LX120RGB ホワイト3枚組を詳しく紹介します。
概要
CORSAIR iCUE LINK LX120 RGB スターターキットは、iCUE LINKエコシステムに対応した120mmファン3基をひとまとめにしたパッケージです。ホワイトのフレームに18個のRGB LEDを内蔵し、光を拡散するデュアルループ設計で美しいライティングを実現します。最大回転数2,400rpm、風量69.9CFM、静圧5.22mmH2Oというスペックは、ケース冷却はもちろんラジエーター用としても十分な性能です。 この製品の最大の特徴は配線のシンプルさです。隣のファンと直接接続できるデイジーチェーン対応で、余計なケーブルを減らせます。専用のiCUE LINKシステムハブが必要な点には注意が必要ですが、ハブを介せばiCUEソフトウェアで全ファンのRGB制御とPWM制御を一元管理できます。 市場における立ち位置としては、Corsairの高級RGBファンシリーズの中でもiCUE LINK対応という最新ラインに位置づけられます。同社のQLシリーズやLLシリーズよりも配線が格段に楽で、かつ静圧性能も高いため、水冷ラジエーターとの組み合わせを想定したユーザーに特に向いています。
互換性ガイド
ファンサイズは120mmで、PWM 4ピン制御に対応します。ただし本製品はiCUE LINK専用で、通常のマザーボード上の4ピンヘッダーには直接接続できません。必ず別売のiCUE LINKシステムハブ(一部のスターターキットには同梱されていますが、本製品はハブ非搭載のトリプルパックです)を用意する必要があります。 ハブを介してマザーボードのUSB 2.0内部ヘッダーに接続し、SATA電源を供給します。そのため、ケース内部にUSB 2.0空きヘッダーとSATA電源コネクターの余裕が必要です。また、ファンの厚みは標準的な25mmなので、ほとんどのケースやラジエーターに問題なく取り付けられます。
商品情報
発売時期は2023年後半。税抜き参考価格は3基パックで約14,000円前後と、CorsairのRGBファンとしてはミドルクラスからハイクラスに位置づけられます。1基あたりのLED数は18個と多く、ライティングの表現力は豊かです。製品保証期間はメーカー標準の2年間(購入証明が必要)。販売経路はやCorsair公式ストアなどで入手可能です。 市場の立ち位置としては、iCUE LINK未対応のQL120やLL120よりも1世代新しいプラットフォームです。配線の簡素化と高い静圧性能を両立しており、冷却性能よりもライティング重視ならQL120、コスト重視ならLL120といった具合に棲み分けができています。
おすすめユーザー
水冷ラジエーター用ファンを探しているユーザー 5.22mmH2Oの静圧はラジエーター向けとしては十分で、360mmや420mmサイズのラジエーターに3基まとめて装着できます。密閉されたケース内でもエアフローをしっかり確保できます。 配線をスッキリさせたい美意識の高いビルダー デイジーチェーン接続により、ファン間のケーブルが最小限で済みます。iCUE LINKシステムは従来のファンハブ配線と比べて格段にクリーンで、サイドパネル越しの見た目を重視する方に最適です。 RGBライティングをこだわりたいゲーマー/ストリーマー 18個のLEDが2つのループに配置され、iCUEソフトウェアで個別制御できます。画面との同期や音楽連動など、多彩なエフェクトを他のCorsair製品と統一して楽しめます。 ## 競合比較
同じ価格帯の競合としては、Corsair iCUE LINK QX120 RGBが挙げられます。QX120は1基あたり34個のLEDを搭載し、ライティングはよりリッチですが、その分価格も高めです。静圧性能で比べるとLX120の5.22mmH2Oに対してQX120は4.9mmH2Oとやや低いため、冷却重視ならLX120が優位です。 他社製品では、Lian Li UNI FAN SL120 V2があります。こちらもデイジーチェーン対応で配線は簡単ですが、CorsairのiCUEエコシステムには非対応です。すでにCorsair製品で揃えている場合はLX120が自然な選択肢となります。
購入前の注意点
本製品はあくまでファンのみのトリプルパックであり、iCUE LINKシステムハブは別売です。初めてiCUE LINKに導入する場合、ハブを別途購入する必要があり、トータルコストが上がります。すでにハブを持っている方向けの増設キットという位置づけです。 また、ファンの騒音レベルは36dBAと公称されており、最大回転時は耳につくかもしれません。静音性を最優先するなら、低回転域で運用するか、より静かなファン(Noctua NF-A12x25など)を検討したほうが良いでしょう。 マザーボードのUSB 2.0ヘッダーがハブ占有で1つ減る点も注意です。多くのボードには2つ以上ありますが、ほかのUSBデバイスを使っていると足りなくなる場合があります。事前に空きポートを確認しておくことをおすすめします。





