この記事ではCoolerMaster intel LGA 1200 専用 ペルチェ素子搭載 簡易水冷クーラー MasterLiquid ML360 SUB ZERO [ MLZ-D36M-A19PK-12 ]を詳しく紹介します。

概要

Cooler Master MasterLiquid ML360 SUB ZERO(型番:MLZ-D36M-A19PK-12)は、Intel LGA1200ソケット専用に設計された特殊な簡易水冷CPUクーラーです。最大の特徴は、Intel Cryo Cooling Technologyと呼ばれるペルチェ素子(TEC)を採用している点で、通常の水冷では到達できない、周囲温度を下回る冷却を実現します。これにより、オーバークロック時にCPUの電圧を抑えながら高い動作周波数を狙えるため、限界性能を引き出したい上級ユーザー向けの製品です。ラジエーターサイズは360mm(394×119.6×27.2mm)と大型で、3基のNonLEDファンを標準装備。ファン回転数は650~1,900 RPM、最大風量59 CFM、静圧2.0mmH2Oと十分な冷却能力を備えています。騒音値は8~26dBAと静音性も配慮されており、普段使いでも気になりにくいレベルです。ただし、対応ソケットがLGA1200のみという点は購入前に必ず確認してください。

接続・互換性

本クーラーはIntel LGA1200ソケット(Comet Lake / Rocket Lake)のみ対応しています。それ以外のソケット(LGA1700、AM5など)には物理的に取り付けられません。電源接続は、ファン・ポンプ用に4ピンPWMコネクタが1系統、さらにペルチェ素子駆動用に別途電源が必要です。付属のマニュアルに従い、6ピンPCIe電源ケーブルをPSUから直接接続します。このTECモジュールの消費電力は最大200Wなので、システム全体の電力設計には十分な余裕を持った電源ユニットを推奨します。ケース互換性については、360mmラジエーターを搭載可能なスペース(上面または前面)が必要で、ラジエーターの厚みは27.2mmと標準的ですが、ファンを含めると約52mmになります。ポンプユニットは57.3×57.3×92.2mmとやや大きいため、メモリやVRMヒートシンクとの干渉に注意してください。

商品情報

発売時期は2021年初頭、現在も販売が継続されています。市場価格は約29,800円(税込)で、ハイエンド空冷や360mm簡易水冷と同等かやや高めの価格帯です。正規代理店保証は5年と長期で、安心して使用できます。付属品は、Intel LGA1200用マウントキット、バックプレート、サーマルコンパウンド、各種ケーブル類です。入手経路としてはなどのオンラインが主で、一部のPCパーツ専門店でも取り扱いがあります。本製品は、一般的な簡易水冷とは一線を画し、「サブアンビエント冷却」という特殊なカテゴリに属するため、対象ユーザーは限定的ですが、その効果は明確です。Intel Cryo Cooling Technology対応のCPU(Core i9-10900Kなど)と組み合わせることで、従来のエアクーラーや標準水冷では得られないオーバークロックの余裕を引き出せます。

おすすめユーザー

オーバークロック愛好家:CPUの限界に挑戦したい方に最適です。ペルチェ冷却により、高いクロックを低電圧で安定させられるため、Cinebenchやゲームベンチマークでのスコア向上が期待できます。ただし、日常的な使用よりもベンチマークや高負荷シーンでの使用が前提となるので、普段は標準的な冷却で十分という方にはオーバースペックです。 特殊な冷却に興味がある自作er:水冷の次にくる技術としてTEC冷却に興味がある、実験的なシステム構築を楽しむユーザーに向いています。設定や結露対策など、通常の水冷とは異なる知識が必要ですが、その分得られる知見は大きいです。 * Intel LGA1200高クロックCPUを所有するユーザー:Core i9-10900KやCore i7-11700Kなど、発熱が大きいCPUをすでに使っている場合、冷却強化の有力な選択肢となります。ただし、将来的なアップグレード(LGA1700など)を見据えるなら、本製品は非対応なので検討が必要です。

商品情報

(Amazon参照)

  • メーカー名: Cooler Master
  • 販売元: オーティーショッピング☆インボイス登録事業者☆
  • 出荷元: オーティーショッピング☆インボイス登録事業者☆
  • ASIN: B08NCSF11M
  • 注記: 本記事はメーカー製造品をAmazon掲載情報に基づいて紹介しています。