概要

ASUS TUF GAMING B550-PLUS WI-FI IIは、AMD B550チップセットを搭載したATXフォームファクターのマザーボードです。Socket AM4に対応し、Ryzen 5000/4000/3000シリーズを幅広くサポートします。PCIe 4.0対応により、最新のグラフィックカードやNVMe SSDの帯域を最大限に活かせる点が魅力です。また、Intel WiFi 6と2.5GbE LANを標準装備し、有線・無線ともに高速ネットワーク環境を構築できます。ミドルレンジ帯ながら、10 DrMOSによる堅牢な電源回路やThunderbolt 3ヘッダーを備え、拡張性と安定性を両立した一台です。

互換性ガイド

このマザーボードはSocket AM4に対応しており、Ryzen 5000シリーズ(Vermeer)、4000シリーズ(Renoir)、3000シリーズ(Matisse)など、幅広いAMD CPUが使用可能です。メモリはDDR4 DIMMスロットを4本備え、最大128GBまでサポート。オーバークロック時にはDDR4-5100+にも対応します。フォームファクターはATXなので、ATX対応のPCケースが必要です。電源コネクタは24ピンATXと8ピンCPU補助電源を要求します。ストレージはSATA 6Gb/sポート×6、M.2スロット×2(1つはPCIe 4.0 x4、もう1つはPCIe 3.0 x4)を搭載。PCIe 4.0対応のNVMe SSDを活用すれば、高速なデータ転送が可能です。また、Thunderbolt 3ヘッダーを備えており、対応する拡張カードを追加することでThunderbolt 3端子を利用できます。

商品情報

ASUS TUF GAMING B550-PLUS WI-FI IIは、2021年後半に発売されたミドルレンジ向けマザーボードです。市場での立ち位置は「コストパフォーマンスに優れたゲーミング&クリエイター向け」で、B550チップセットながらPCIe 4.0対応やWiFi 6内蔵など、上位モデルに迫る装備を持ちます。価格帯は約3万円前後(時期により変動)で、3年保証が付属。10 DrMOSによる電源回路はRyzen 7やRyzen 9の安定動作にも十分対応します。オンボードのIntel WiFi 6 AX200とRealtek 2.5GbE LANにより、ネットワーク性能も充実。オーディオはRealtek ALC S1200Aを採用し、7.1chサラウンド出力に対応します。

おすすめユーザー

ゲーミングユーザー: 1080p〜1440pのゲーミングPCを組む方に最適。PCIe 4.0対応でRTX 3060 TiやRX 6700 XTクラスのGPUを活かせます。WiFi 6搭載で無線LAN環境でも安定したオンライン対戦が可能。ただし、PCIe 5.0非対応のため、将来のGPUアップグレードで帯域不足が気になる場合はX570やB650を検討すべきです。 クリエイターユーザー: 動画編集や3Dモデリングなど、マルチコアCPUを活用する作業に向いています。Ryzen 9 5900Xなど8コア以上のCPUを安定駆動でき、2つのM.2スロットで高速ストレージを複数搭載可能。Thunderbolt 3ヘッダーを利用すれば、外部ストレージやドックとの高速接続も実現できます。 * コスト重視の自作er: B550チップセットはX570より安価ながら、PCIe 4.0やオーバークロック対応など必要十分な機能を備えます。予算をCPUやGPUに回したい方にぴったり。ただし、USB 3.2 Gen 2×2(20Gbps)やPCIe 5.0が必要な場合は、より新しいチップセットを選ぶべきです。

購入前の注意点

このマザーボードはPCIe 4.0対応ですが、PCIe 5.0には非対応です。将来のグラフィックカードやSSDがPCIe 5.0を要求する場合、帯域不足が生じる可能性があります。また、Thunderbolt 3はヘッダーのみで、実際に使用するには別売の拡張カードが必要です。メモリオーバークロックはDDR4-5100+まで対応しますが、実際の到達速度はCPUのメモリーコントローラーや個体差に依存します。さらに、B550チップセットはチップセット側のPCIeレーンがPCIe 3.0であるため、M.2スロットのうち1つはPCIe 3.0接続になります。最速のNVMe SSDを2台ともPCIe 4.0で使いたい場合は、X570マザーボードを検討したほうが良いでしょう。また、このボードはATXサイズなので、小型ケース(MicroATXやMini-ITX)には非対応です。 ## よくある質問
Q: Ryzen 5 5600Xとの組み合わせは問題ないですか? A: はい、完全に互換性があります。BIOSバージョンが最新であれば、Ryzen 5000シリーズを問題なく動作させられます。出荷時のBIOSが古い場合でも、USB BIOS Flashback機能によりCPUなしでBIOS更新が可能です。 Q: PCIe 4.0対応のNVMe SSDは2枚ともPCIe 4.0で使えますか? A: いいえ。M.2_1スロットのみPCIe 4.0 x4対応で、M.2_2スロットはPCIe 3.0 x4です。2枚目のSSDはPCIe 3.0接続になります。両方PCIe 4.0で使いたい場合は、X570ボードを選んでください。 Q: このマザーボードにThunderbolt 3機器を接続するにはどうすればいいですか? A: ボード上のThunderbolt 3ヘッダーにASUSのThunderboltEX 3拡張カードを取り付けることで、Thunderbolt 3端子を追加できます。拡張カードは別売です。